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2023-09-29 18:14:00
愛されにゃんこ
てぃーあんだの開業準備中の頃にはすでに庭に住み着いていた麦わらサビの一匹のねこ。
妊娠して子猫を産んではふいに姿を見せなくなって、こちらが慌てて子猫の里親を探すことになること、複数回、、
ある時、覚悟を決めて自費で避妊手術をし「もうずっとうちの子ね」と、迎えたのが「のら」でした。まだ「TNR」という言葉も今ほど浸透していなかったように思います。
縁側でとっぷり昼寝をしたり、気ままに毛繕いする姿をたくさんのお客さまに披露して和ませてくれたのら…
出会ったのがすでに2、3歳くらいだったので、20歳くらいになってたのかな。
ここ数ヶ月は一日中寝てばかりで身体を起こすのはトイレとごはんのタイミングくらい、、特にこの数週間はトイレまでしっかり歩けず粗相も多かった…
食べることが大好きだったのらが、好物のスープを目の前においても立ちあがろうとさえしなくなり…
先日ゆっくりと大きく深く最後の呼吸をし、虹の橋を渡っていきました。
父のお世話で不在時間が長いわたしの帰りを待っててくれていたかのようなタイミングに涙をおさえることができませんでした。
あの縁側で最後の時を過ごさせてあげられなかったことはこころ残りではありますが、(賛否あるかとは思いますが)柔らかな陽射しの中で、庭と縁側と座布団を行ったり来たり…
とてもねこらしい生涯だったんじゃないかな、と思います。
数えきれないしあわせを私と娘にとどけてくれてありがとね、のら。
のらの生前、てぃーあんだにお越しいただいた皆さまに多大な愛情をいただいておりました。改めまして感謝と謹んでご報告させていただきます。
R.I.P